三味線の豆知識

三味線の分類

三味線には様々な種類のものがあります。
流派によって違う場合もありますのでご了承ください。
また、当店では
長唄三味線
細棹の三味線。全体的に棹が細く、胴が小さい 胴の大きさは基本的には長手(胴の縦の部分)6寸五分(約19cm)短手(胴の横の部分)5寸9分(約16cm)

小唄三味線

端唄三味線

民謡三味線

地唄三味線

津軽三味線

注釈:1尺=30.303㎝(約30㎝) 1寸=3,03㎝(約3㎝)1分=3.03mm(約3mm)1厘=0.30303mm(約0.3mm) 
猫皮
三味線と言ったら、やはり猫の皮。猫のお腹の皮を使います。
一匹で一丁分しかとれません。
非常に高価ですが、一般には、舞台用に使われる事が多くその音は皮が薄いので「鈴」を転がしたような音です。
犬皮
犬の背中の皮を使うため、一匹で数丁分とれます。
猫の皮に比べ音は硬く、少しでも皮が延びて弛むとボコボコした音になる。
一般的には、稽古に使われることが多いようです。
しかし、最近の舞台の音響設備の場合、犬皮の方が音が通り、良い場合がある。
カンガルー皮
そもそもの個体が大きいため、一匹でそれなりの皮が取れます。
犬の皮に比べ滑らかで、音も響きやすい材質です。
まだ浸透度も低く、受注することも少ないですが、今後動物愛護などの関係から主流になることも考えられます。
合成皮
破けやすく、とても日頃の管理が難しい従来の三味線の皮に対して、多くの方からのリクエストと動物愛護より、破けない皮という名目で1980年代に登場。
しかしながら、現実には熱に対して天然皮よりも極端に弱く、その品質の改良は今後の大きな課題であり、音もそれなりという状況。
またニーズが少ないので皮の単価が犬皮に比べ、割高ということも問題である。